こんにちは。
パッチワーク教室ルトゥールのyasucoです。
新年を迎え、気持ちも新たにスタートをきり
普段のペースに戻られている頃でしょうか。
私は、8日〆切の作品に
昨年末からかかりきりで
昨日 無事(?)終了致しました。
年をまたいでの作業だったので
何となく2018年を引きずっていましたが
これで、ようやく2019年のスタートです。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
手つかずだった 12月のお稽古の様子を
順次ご紹介していきますね。
まずは、自由が丘のお稽古の様子から。
課題作品は、台形のメガネケース。
今回の作品は
・メガネケースのフタの部分のピース
・本体部分
・側面
・裏布
の、布合わせになります。
メインは「花柄」
脇布は
・ドット
・モノトーンのティーポットの柄
を、組み合わせました。
花柄の輪郭線と
ティーポット柄の色が同じです。
メインは「花柄」
脇布は
・ボーダー柄
・グリーンのレース柄
を、組み合わせました。
脇布は、花柄に使われている色
ボーダー柄を上手く利用し
フタの部分と側面では
使う部分を変えています。
メインは「ボーダー柄」
脇布は
・ストライプ
・同じボーダー柄
・花柄
フタの部分の花柄は
ボーダー柄の一部
側面には、同じボーダー柄の別の部分
色ブレがなく、作品がまとまっていきます。
布合わせには、正解があるわけではありません。
今回ご紹介しているのは、ほんの一例です。
同じ布を選んでも
作り手さんが変われば
布合わせは、変わってきます。
お教室では
生徒さんの好みに合わせて布合わせが出来るように
お一人おひとりに時間をとっています。
生徒さんが、布屋さんで見つけたお気に入りの布
ワクワクしながら買われたと思います。
その布を使って、お気に入りの作品を作る
それは、作る時間も使う時間も楽しめることにつながります。
パッチワークが好きな方は
布合わせよりも
「早く、縫いたい!!!!!」
と、思われる方も多いと思います。
私も、パッチワークを始めた当初はそうでした。
でも、だんだんお気に入りの布が増えるにしたがって
作品がただ完成することよりも
お気に入りの布がよりステキに見える
作品を作りたいと思うようになり
20年くらい前に
松浦香苗先生の作品を見て
「布合わせ」によって作品は変わることを知りました。
今では、「布合わせ」って
時間をかけて考える大切な過程
「布合わせ」によって
その後の、作る時間もワクワクと楽しく
完成後は、愛着を持って大切に使い続けることに
つながると実感しています。
今年もまた
そんな思いをお教室・ブログを通して共有出来たら幸いです。
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