こんにちは。
パッチワーク教室ルトゥールの
yasucoです。
2021年が始まりましたね。
遅いご挨拶となりましたが
本年もよろしくお願いいたします。
七草がゆも頂き、お正月気分も終わり。
いつもなら、そんなところでしょうか。
ただ今年は、コロナの感染拡大が止まらず
既に、お正月気分はどこへやら・・・
どうしようも出来ないのだけれど
落ち着かない日々です。
皆さんは、いかがですか?
平常心でお過ごしでしょうか?
私は、こんなにも気持ちが
ザワザワする時だからこそ
布に触れ、針を持ち
気持ちを落ち着かせようと思っています。
今までも何かあると
そんな風にしてきました。
そして、そのひとつが
昨年完成したキルトです。
愛猫が旅立ち
その悲しみをどうすることも出来ず
キルトをすることで、無心になり
自分自身を癒したキルトです。
↓↓↓
大きさは、約80cmと
それほど大きなものではありませんが
1年以上をかけて完成させました。
その制作途中で
第4回キルトジャパンコンテストの
テーマが「私の宝物」と知りました。
私の宝物・・・!?
まさに、旅立ったネコは
私にとって宝物のように大切な存在。
応募してみようかな・・・
キルトジャパンコンテストのことを
意識し始めました。
がんばれば
締め切りまでに間に合いそう!
応募には、写真が必要なので
撮影日も日数に入れての、キルティングです。
応募要項を見ると、作品タイトルが必要!
苦手です。。。
でも考えないと!
頭の中で、タイトルをあれこれ考え
ひたすらキルティング。
ようやく決めたタイトルは
『私の“心星”ひとつ』
このタイトルは
高田郁氏の「みをつくし料理帖」を
お読みになった方なら
ピンとくるのではないかと思いますが
全12巻の中の
7巻目のタイトル「心星ひとつ」から
頂きました。
あらすじは、めちゃくちゃ簡略ですが
舞台は江戸時代の江戸。
大阪出身の女料理人の澪(みお)が
色々な困難に遭いながらも
料理とともに、困難を乗り越えていく
そんなストーリーです。
その中で
主人公の澪が自分の進む道を迷った時に
「悩み迷った時に、揺らぐことのない
これだけは、譲れないと言うもの
それが、その人の生きる標となる心星です。」
そんな助言を受けます。
全12巻のなかで
一番心に残った言葉です。
その巻を読みながら
私にとってはそれは「キルト」
その時に、強く思ったことを覚えています。
旅立って行ったネコも
キルトも私にとっては
大切な「宝物」
そんな思いで、応募したキルトは
大好きなYUWAさんから、賞を頂きました。
作品は、キルトジャパンWEB → こちらから
第4回キルトジャパンコンテスト作品展のお知らせ
●2021.4.22(木)~24(土)に延期されました。入場無料
●10:00~17:00
この状況下
家時間が増えることと思います。
どうぞ、布に触れ針を持ちながら
細切れであっても
穏やかな時間を、お過ごしくださいませ。
私も、今年も変わらず
ささやかな幸せな時を
キルトと共に、紡いでいきたいと思っております。
ブログを通して、パッチワークの楽しさを共有できたら幸いです。
それでは、また。
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落ち着いたトーンでまとめました。