こんにちは。
「幸せを紡ぐバラのキルト」
パッチワーク教室ルトゥールの
本島育子です。
予定より1ヶ月遅れの
7/13（水）スタート
「布好きさんの
センスアップ布合わせ講座」
その体験レッスンを西荻窪の
ブルードゥニームさんで
開催しました。
「マスクケースの布合わせ」編と
「新講座の質問 あれこれ」編に分け
布合わせ編では
3つのアドバイスをお伝えしています。
「マスクケース」はこちら
↓↓↓
【布合わせ編】
まず選ぶ布は、ふた部分の3種類
主役の布選びから始まります。
◆1.布目より柄優先
↓↓↓
①
柄抜き用の
窓枠を使い、柄の出方をチェックします。
布目通りに
窓枠を置いています。
②
写真上との違いが分かりますか？
布目よりも
「柄の出方を優先しましょう」
とアドバイスしました。
③
写真右：柄が少し小さい+バラの位置が気になります。
写真左：柄抜きの位置を、ほんの少しずらしてみることに。
④
土台布選び。
グレーとグリーン
カットした布を置いてみると
この段階で
完成形が見えてきます。
グレーを選ばれました。
↓↓↓
◆2.自分が喜ぶ方を選ぶ
準主役（ひし形）選び
↓↓↓
どちらもキレイです。
どちらも捨てがたい・・・
「さて、どうしましょう？」
私が自分で布合わせをしている時に
一番悩むのは
こういう時です。
どちらかが正解！で
どちからが間違い！なら
正解を探せば良いのですが
正解はありません。
こうなった時は
どちらが「好き」とか「心地よい」とか
自分が喜ぶ方を選ぶ。
使う時を想像して
どちらの方がときめくか？
ですので、決めるのは
作り手のあなたです。
今回作り手さんが、選ばれたのは
写真左の組み合わせ。
選ばなかった布は
別の布で、組み合わせました。
↓↓↓
中央のバラ柄が
つぼみなので、華やかさが少なくなったぶん
土台布に色をもってきました。
◆3.布はカットする
↓↓↓
先ほどと、一緒です。
どちらの布を選んでも
それぞれの魅力が出てきます。
「私だったら、どっちを選ぶ？」
そんな風に、想像してみてください。
「正解」ではなく
「好きかどうか」で選びます。
写真では、片側別の布を並べていますが
必ず両側に、同じ布をカットして並べ
完成形を確認したうえで
決めてくださいね！
今回に限らず
通常のお稽古の時も
布合わせの時に
「布をカットして～」
と、お声かけします。
布を折りたたみ
何となくカットする布の
カタチにして、見せて頂いても
やはり、判断しにくい・・・
例えば
↓↓↓
このように完成形に並べても
それでも縫いつないだ時と
表情は違います。
そう、縫い代分です。
ひし形の布を縫いつなぐと
タテの4つのバラだけが残り
周囲6つはバラは
縫い代で隠れてしまいます。
カットしてあっても
余分な部分が見えている。
この部分を差し引いて
チェックしなければなりません。
ましてや布を折りたたんで
こんな感じ・・・は
かなり余分な部分が
目に入り邪魔をします。
カットして使わなかったら
もったいない
その気持ち、よーく分かります！
でも、その結果
いまいち好きでないキルトが出来上がったら？
その方が、ずっともったいないと
思いませんか?
お気に入りのキルトが
出来上がった時の喜びは
やはり格別です。
その喜びを味わいましょう。
使わなかった布は、別の機会に！
【質問あれこれ編】
今回は、お手持ちの布を
お持ち頂きました。
↓↓↓
◆1.「この布を使いたいんです」
どの布も使えます！
ただ、同じ作品に使えない
布もあります。
それは、テイストが違うからです。
写真上の4種の花柄。
一見、色合い的に近しいですが
柄抜きをした場合は
●バラ柄のエレガント・ロマンティック系
●ハーブ柄（一番上の布）のナチュラル系では
同じ花柄でも
テイストが違うので
柄を生かすキルトのときは
一緒に使いません。
まずは、基礎編の3種類の布合わせで
それぞれ布合わせをしましょう！
◆2.「ひとつだけじゃないのですか？」
通常のレッスンでは
2回でひとつのキルトを完成させるので
何種類も布合わせが出来ませんが
新講座は、布合わせが中心です。
時間が許す範囲で
使いたい布で、布合わせをしていきます。
●何種類もすることで、練習になります。
●何種類もすることで、その中から本当に好きな組み合わせがあるはずです！
それが「あなたの好き」です。
その「好き」が分かると
どの布を買えばよいのか・・・
自分がワクワクするのか・・・
ハッキリしてきます。
布選びがラクに＆楽しくなります！
布好きさんが集まれば
誰かの質問は、自分の疑問と同じ
皆さん熱心で、そのパワーが影響しあうのを
感じる2時間半でした。
「レモンスター」の
カットクロス入れが完成しました。
一見、何種類もの布を
使っているように見えますが
実は、3種類の布だけです。
次回は、こちらの作品について
お伝えします。
布合わせが
「悩ましい」から「楽しい!!」へ
あなただけの
『わたし色のとっておきのキルト』をつくる
お手伝いが出来たら嬉しいです。
それでは、また。
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