こんにちは。
「幸せを紡ぐバラのキルト」
パッチワーク教室ルトゥールの
本島育子です。
6月~、早くも上旬も終わり。
何かに夢中になっていると
あっという間に
時間が過ぎていく感じです。
関東甲信は、梅雨入りしました。
スッキリしない季節ですが
体調に気をつけて過ごしましょう。
さて、前回お知らせした
「カットクロス入れ」は
前後編に分けてお伝えします。
↓↓↓
前編は「布を大事に使いたい!」って?
後編は「柄抜きを楽しもう!」
です。
ブログを書き始める前は
「カットクロス入れ」の
●布の使い方(柄抜き)
●布柄の見方 を
お伝えしようと思っていましたが
布の使い方(柄抜き)を
伝えようとすると
大前提として
「そんな・・・もったいない!」
この思い込みを外さないと
伝わらないのでは?と
感じ始めました。
そこで、前編では
【布を大事に使いたい!】
って、どういうこと?
お一人おひとり
「布を大事に使う」が
違うのではないかと思い
今回のブログを書きました。
「あなたは、どんなキルトをつくりたいですか?」
ブログの最後に質問をしています。
ちょっと考えてみてくださいね。
キルトをつくる目的が違えば
「布を大事に使う」ということが
違うと思います。
私を例にすると
「大事にしたい・長く使い続けたい」
そんなキルトを作りたいから
一見「もったいない!」と
思えるような
2つのことをしています。
◆1. 柄抜きする
私は布合わせをする時に
柄抜きをすることが多いです。
それは、布柄に惹かれて
布選びをすることが多いから。
ステキと思った布柄は
そのまま使いたいと思っています。
なので、時には
ぜいたく~と思えるような
柄抜きをすることがあります。
◆2.布合わせの時、布をカットする
布合わせをする時は
基本、気になった布は
カットして並べます。
それは、布をカットして
並べることで
完成イメージに
近づくからです。
この段階でほとんど
お気に入りのキルトに
なる? or ならない?は
見えています。
時には、使う布より
使わないカットした布の方が
多い時さえあります。
◆1,2どちらも
布をムダにしているように
感じる方もいらっしゃると思います。
それでも
大好きな布にハサミを入れ
手間暇をかけるのであれば
「大事にしたい・長く使い続けたい」
そんなキルトが作りたい。
そのために、◆1,2は
私にとって必要な過程です。
さらに
◆2.をもう少し補足すると
完成した時のイメージを
ハッキリするために
布をカットして並べる
と、お伝えしました。
もし、布をカットするのが
もったいないからと
頭の中でイメージをしただけとは
頭の中のイメージと
実際カットした時の
ギャップに気付かないままです。
(イメージ通りであれば
問題はありませんが・・・)
関連ブログ → こちらから
お気に入りのキルトに
なる? or ならない? が
分からないまま
作業を進めている状態です。
と言うことは、完成して初めて
「好き」or「そうでもない」か
が分かります。
手間暇をかけています。
私は、出来ることなら
手間暇をかける前に
お気に入りのキルトを作る
下準備をしたいと思っています。
それが、◆1,2です。
ここまで読まれた方の中には
◆1.では、柄抜きした
残りの布が無駄になる・・・
◆2.では、カットした布が
無駄になる・・・
そんな風に思われている方も
いらっしゃると思います。
パッチワークをされている多くの方は
「布を大事に使いたい」と
思われているから。
「布を大事にしたい」だから
柄抜きするなんてもったいない!
使わないかもしれないのに
布をカットをするなんてもったいない!
パッチワークを始めた頃の私も
そうでした。
布を型紙のカタチに折りたたみ
布合わせをしてみる。
OKなら
キッチリと端からしるし付けをする。
パッチワークって
布を大事にするための手仕事でしょ⁉
だから、布は無駄にしないように、と。
ただ私の場合は、その結果
「あまり好きでない」キルトが
増えていきました。
作っただけで、使わないキルト。
布をムダにしないようにと
作ったキルトが
結局は、キルトそのものが
ムダになっていました。
私自身は、この経験から
「大事にしたい・長く使い続けたい」
キルトを作ることを
一番大切にしています。
一見
●柄抜きをして布を、ムダにしている
●カットして布を使わないなんてムダ
そんな風に思えても
最終的に、日々の暮らしの中で
大事に使い続けられるキルトと
布を大切にした結果
「あまり好きでない」
使われないままのキルト
どちらを作りたいですか?
(もしかしたら
二者択一でないのかもしれません)
そして、どちらを
もったいないと感じますか?
その答えは、お一人おひとり
違うと思います。
つくることそのものが楽しいから
パッチワークの原点を大切にしたいから
布はキチンと端から使う
と言う方も、いらっしゃると思います。
正解とか間違いではなく
自分ならどうしたい?
どんなキルトがつくりたい? か
です。
私も、ハギレ活用するときは
四角形や六角形の型紙を
端からしるしつけをし
あまり計算をせず、ただ繋げ
どんな感じになるのかは
出来てからのお楽しみ!
なんてことも、あります。
ただ、それは意図しています。
今回、敢えてブログで質問を
投げかけたのは
公式LINEのほうに
「つくった後のことを
考えた事がありませんでした。」
そんなお声が
いくつも届いているからです。
つくることも・使うことも楽しみたい!
キルトはつくる時間も掛かりますが
実は、使う時間の方が
ずっと長いのです。
「あなたは、どんなキルトをつくりたいですか?」
考えてみてくださいね。
明日、後半は「柄抜きを楽しもう!」です。
ボーダー柄の特性を生かしています。
写真下は
タペストリーを作った時の
余り布です。
↓↓↓
もちろん捨てずに、使います!
それも
お気に入りのキルトにします!
↓↓↓
余り布を最後まで使いきる
これも、私の大切なテーマです。
それでは、また明日!
布合わせが
「悩ましい」から「楽しい!!」へ
あなただけの
『わたし色のとっておきのキルト』をつくる
お手伝いが出来たら嬉しいです。
それでは、また。
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