こんにちは。
「幸せを紡ぐバラのキルト」
パッチワーク教室ルトゥールの
本島育子です。
不安定なお天気が
続いていますね。
雨が止むと
蒸し暑さも半端ない ( ̄▽ ̄)
体調に気をつけて
お過ごしください。
さて、今回は
昨日から始まった新講座
『センスアップ布合わせ講座』
【基礎編 3回】のレッスン目標は2つ
●自分の好きを知る
●布屋さんで布選びはもう悩まない
です。
初回は「布をグループ分けをしよう」
その様子をお伝えします。
「布をグループ分けする」とは
布合わせの下準備をすること。
この下準備が出来ていると
布合わせが、断然ラクになります。
◆「グループ分けってどうするの?」
「布をグループ分けしよう!」
と言われても
「何をしたらいいの?」
と、困ってしましますよね。
①そこで
一番わかりやすいのは「色別」です。
「色別」なら
赤・青・ピンク・紫・・・と
色別に分けていけば良いだけです。
ただ、布柄は一色だけではありません。
その時は、柄か地色か
目立つ方の色で、とりあえず分けます。
ここで、質問がありました。
Q:「どうやって収納していますか?」
A:「立てて収納しています。」
↓↓↓
引き出しを開けると
写真上のように、折り山が見える状態です。
なので、折り山の見えている色で
とりあえず色を分けています。
グループ分けは
ココで終わりではありません。
②本当にして欲しいのは
実は、ココからです。
それが「テイスト別」です。
「テイスト別???」と思われた方は
柄別で良いかと思います。
例えば
●花柄・バラ柄
●食べ物柄・果物・スイーツ
●キッチン柄・カップ&ソーサー
●動物柄・ネコ
●チェック・ストライプ など
ざっくりとテイスト別にしたら
↓↓↓
更にグループ内で
色の流れをを作っておきます。
写真上右は、赤丸の布を
色を見ながら並べ替えました。
ここまで(=下準備)出来ていると
次にこのグループの中から
布を選んだ時には
このグループ内で
布合わせをすればよいので
布合わせは、ずっとスムーズに出来ます。
今回、果物のグループを作ったことで
写真下左
↓↓↓
写真上右
基礎編の課題作品
ミニタペストリ―の
布選びが出来てしまいました。
グループ分けしておくことで
布合わせをするたびに
手持ちの布全体から
布を選ぶのではなく
選んだ布の
グループ内で布選びをすれば
布合わせは完了します。
選択肢が減っているから
迷いが少ない。
次は、花柄・バラ柄のグループです。
↓↓↓
写真上を、色で
2つのグループに分けました。
●紫~ピンク系の色が入っている布
●オレンジ~ベージュ系の色
↓↓↓
黒地の布が目立っていますが
ピンクのバラ柄が描かれているので
紫~ピンク系のグループに
加えました。
写真下:矢印の布は
たくさんの色が使われています。
↓↓↓
こういう布は
色分けした2つのグループを
つなぐ布にもなります。
色々な色が入っているので
色分けの時に悩みますが
便利な布です。
◆自分の好きが見えてくる。
パッチワークを長年続けていると
布合わせをするたびに
布が増えていく・・・
だからこそ
布全体を把握しておくのは
大事なことです。
柄別に布を分けたら
次に色別に。
布数が多い方の参考になるのが
写真下と思います。
↓↓↓
基本、花柄・バラ柄のグループです。
一見、色分けが出来ているようですが
ビニール袋(赤丸)に
同じ色合いの布が
入ったままです。
大事なのは
手持ちの布を把握するために
このビニール袋に入っている布が
どの色合いに分類できるかです。
ビニール袋から出し
全て並べてみたのが写真下。
↓↓↓
こうすることで
目で見て → 頭でも
手持ちの布全体を
色別に把握しやすくなりました。
さらに、ご自身の好きが
見えてきます。
お分かりになりますか?
中央のピンク系の列って
断然ボリュームがあります。
ご本人さまが
仮に意識していなくても
布数をみれば
自然と選んでいる布は、柔らかな
ピンク系というが分かります。
ここまで出来て
布合わせの下準備が完了です。
次回も、グループ分けをしながら
●生徒さんが気付いたこと
●私が気づいたこと
を、お伝えします。
布合わせは
「悩ましい」から「楽しい!!」へ
あなただけの
『わたし色のとっておきのキルト』をつくる
お手伝いが出来たら嬉しいです。
それでは、また。
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