こんにちは。
「幸せを紡ぐバラのキルト」
パッチワーク教室ルトゥールの
本島育子です。
さて、今回は
「センスアップ布合わせ講座」の
実践編の様子をお伝えします。
実践編では
「ときめく布が主役!
イメージ通りのタペストリーを作ろう!!」
がテーマです。
課題のタペストリーは
↓↓↓
ナインパッチの変形で
お気に入りの柄を生かすために
シンプルなパターンにしています。
今回はNさんの
経過をご紹介します。
【1回目】
●主役の布を決めよう!では
今回のタペストリーで
使ってみたい布を数種類
選んできてもらいました。
皆さんも、布合わせをする時に
まず準備するのは
「布」ですよね。
当たり前ですね・・・
ただ、写真下をご覧ください。
↓↓↓
なんだか
既にキレイではありませんか?
既に、布合わせが終わっているような。
そう!このスタートの段階で
布同士が、調和しているです。
その理由は
基礎編の1回目の講座で
「グループ分け」しているからです。
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◆グループ分けとは?
「センスアップ布合わせ講座」の
基本のき
手持ちの布を
布柄の雰囲気(テイスト)別に
グループに分けていきます。
(色分けは、この後です)
分かりやすく言えば
布合わせをしやすいように
整理することで
洋服を春夏物・秋冬物に
分けるのと同じです。
こうすることで
布合わせをする時に
手持ちの布全てから
探すのではなく
同じテイストのグループ内で
布を選んでくれば良いのです。
グループ分けしていることで
●相性の良い布を見つけやすく
●ん?なんか変!
●ゴチャゴチャしちゃう!
を、防ぐことができます。
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【2回目】
●準主役の布も使いたい!では
主役に引き続き
準主役の布を決めていきます。
この時に大事なのが
柄の抜き方です。
↓↓↓
柄を抜くには
柄を丁寧に見ないと
「どこを抜いたらキレイに見えるか」
判断ができません。
こちらも
基礎編の2回目の講座
「柄を見てみよう!」で
学んでいます。
なので自然と
主役の布・準主役の布が
決まっていきます。
そして、柄の抜き方も
どう抜くとキレイに見えるかを
きちんとチェック。
時には、ステキな柄でも
中央に配置せず、敢えて
柄の位置をずらすことも
丁寧に丁寧に決めていきます。
【3】
●主役と相性の良い脇布って?では
主役と準主役の布をつなぐ
主役と準主役の布を引き立てる
目立たないけれど
大切な役目の脇布選びです。
↓↓↓
脇布があるから
たくさんのバラ柄を使っても
柄と柄を引き立ててくれるのです。
こちらも
基礎編の3回目の講座
「相性の良い布を見つけよう!」
~お互いを引き立てあう布を知ろう!~で
脇布の役割り、大切さを
学びます。
実践編は、基礎編を土台に
布を選んでいきます。
実は、すんなり決まらなくなってくるのが
このあたりから・・・
主役と準主役は
「使いたい」とか「好き」を
基準に選んでいけますが
脇布は、主役と脇布の
引き立て役。橋渡し役。
その役割りを果たしているか
2~3回のレッスンを通し
「本当にこの布でOK?」か
チェックしていきます。
1か所布を変えると
他にも影響してくるので
ある意味「難所」です。
布を外回りへ外回りへと
一列ずつ増やしながら
配置を決めていきます。
↓↓↓
最後の外回りに
ボーダー柄を入れ込み
トップの布が全て決まりました。
↓↓↓
スタートは写真下です。
↓↓↓
この布たちを
どう合わせていくと
ステキになるか?
基礎編(3回)を学び
実践編(6回の内の5回目)まで
進みましたが
それでもパパっと布合わせが
終わるわけではありません。
やはり悩みます。それは
「答えが一つではないから」です。
私がステキと思っても
あなたが何か違う・・・
と思えば
それは「違う」のです。
あなたの
「ステキ(=ストライクゾーン)」を
探さないと答えになりません。
実践編では、ご紹介した流れを
6回のステップに分け
布合わせのコツを
ひとつずつ学びます。
そして、あなたの
「ストライクゾーン」を見つけ
あなただけの
ステキなキルトトップを
仕上げていく講座です。
布合わせは
「悩ましい」から「楽しい!!」へ
あなただけの
『わたし色のとっておきのキルト』をつくる
お手伝いが出来たら嬉しいです。
それでは、また。
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