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布合わせに共通する悩みは2つ・・・「柄抜き」体験レッスン

こんにちは。

 

「幸せを紡ぐバラのキルト」

パッチワーク教室ルトゥールの

 

 

本島育子です。

 

 

 

昨日は、中秋の名月。

 

日中の暑さを忘れ

雲の合間から時々

美しい姿を見る

そんなお月見となりました。

 

 

 

さて、今回は今月開催した

「柄抜き」の体験レッスンを通し

 

●前半では、「柄抜き」の様子を

●後半では、お持ちいただいた布から感じた

布合わせのお悩み2点について

お伝えしていきます。

 

 

 

実は、このレッスンを企画した時は

不安いっぱいでした。

 

 

 

●果たして「柄抜き」に興味があるのか?

●「作る」ことに焦点を絞った方が、良いのか?

 

 

 

迷いつつも

「柄抜き」に焦点を絞り

 

開催を決めたレッスンです。 

 

 

 

そして、結果は 

「やって良かった!」です。 

 

 

理由のひとつは

参加された方の声です。

 

●抜き方・位置関係で、雰囲気が

ずいぶん変わってしまうことを

実感しました。

 

●目から鱗でした。

主役と主役をつなぎ合わせていたのが

センスがないと思い込んでいた理由でした。

 

 

 

そして、もうひとつは

 

参加された方に

「お好きな布を数種類お持ちください」と

お伝えしていました。

 

 

 

 

その布を見せて頂くことで

共通のお悩みが

2つあることに気づきました。

 

 

 

1つ目は

「好きな布」がステキすぎて

使い方が分からない・・・大柄が多い

 

 

2つ目は

色で布を分けている

 

 

 

こちら2点については

後半でお伝えします。

 

 

 

前半は

【1】「柄抜き」のレッスンの様子

 

 

まずは

●どの部分を抜くか?

●配置はどうする? 

 

 

 

普段あまり意識しなかった

布柄に集中して、布を見ます。

 

 

 

お一人ずつ、柄域が違うので

ご自身で意識して

決めないと進まない・・・

 

 

真剣です。

↓↓↓

 

 

 

◆布合わせの結果

 

今回のレッスンで大切なのは

布合わせの結果ではなく

布合わせが決まるまでの

その過程なんです。

 

 

 

◆布合わせの過程

 

サンプル通りに配置。

「ハイ、これで完了!」ではありません。

 

 

 

 

ここで、更にチェック!

 

大事なのは

あなたの「柄抜き」なら

上下左右・・・入れ替えた方が

キレイかも!

 

↓↓↓

 

 

写真上のように

入れ替えてチェックすると

その違いに、気づきます。

 

 

 

 

それを、体験して欲しかった。

その違いを知って欲しかった。

 

 

 

その時に

ハッキリとした理由がある時は

その理由もお伝えします。

 

 

 

参加された方に

「先生は、布合わせに細かいですよね!?」

と、言われましたが

 

 

 

「はい、細かいです!」(笑)

理由は、見え方に違いがあるからです。

 

 

見え方が同じならこだわらない・・・

でも「柄がよりキレイに見えるか」は

抜き方・配置によって違ってきます。

 

 

 

そのことは

冒頭お伝えした

参加された方の声の通りです。

 

 

 

 

【2】お持ちになった布を拝見して

共通していることは2つ

 

 

◆1. 布がステキ過ぎて使い方が分からない

  (大柄が多い)

 

お持ち頂いた布を撮り忘れたので(=_=)

 

 

 

私の布を例にすると

 

「柄がステキなので

カットしたくない・・・」

あるいは

「柄をそのまま活かしたい・・・」

 

でも、どうしたら良いか分からない。

 

 

 

お話を伺うと

こういう時は、裏布にするとのこと。

 

 

 

確かに、裏布にすれば

細かくカットせず

布そのものを使うことが出来る!

 

 

 

「それもアリ!!」

 

 

 

ただ・・・見せて頂いた布は

ステキ過ぎたので、裏布よりも

キルトの主役とした方が、絶対ステキ♡

 

 

 

参加頂いた皆さん、本当に多くの

見惚れてしまうお宝の布をお持ちです。

 

 

 

カットしたくない理由は

柄がキレイだから

カットするのはためらわれる

だと、思います。

 

 

 

でも、柄を活かせるとしたら?

 

こちらは、次のブログで

お伝えします。

 

 

 

◆2. 色で布を分けている

 

布の色目は似ているけれど 

テイストが混ざり合っている

 

 

 

小さなハギレとして使う時は

色別でOKです。

 

 

 

でもね・・・

柄を活かしたいと思ったら

 

布をテイスト(=グループ)別に分け

その後に、色別にした方が

布合わせはしやすいんです。

 

↓↓↓

バラ柄を8種類入れ込んでいても

テイストが同じであれば

 

 

 

ゴチャゴチャ感がなく

スッキリしたキルトになります。

 

 

 

今回、ご都合がつかなかった方から

「次回はいつですか?」と

ご質問を頂きました。

 

 

 

残念ながら、未定で

次回は少し先・・・

 

 

 

ですが「柄抜き」レッスンは

実際に体験して頂くと

納得感が強いこと

 

 

 

布をお持ち頂くことで

テイスト別にグループ分けする意味も

伝わりやすいことが

分かりました。

 

 

 

また、開催します。

ご興味のある方は

ぜひ、次回ご参加くださいね。


 

布合わせは

「悩ましい」から「楽しい!!」へ

 

 

 

あなただけの

『わたし色のとっておきのキルト』をつくる

お手伝いが出来たら嬉しいです。

 

 

 

それでは、また。

 


コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    浅見昌子 (日曜日, 01 10月 2023 11:56)

    布合わせのポイントがわかりました!
    主役布と脇役布、それぞれの意味もわかり、パッチワーク初心者ですが、色合わせ、柄合わせが楽しくなりました!
    本島先生、ありがとうございました!

  • #2

    retour (月曜日, 02 10月 2023 21:18)

    浅見さま
    コメント、ありがとうございます!布合わせが楽しくなられたとのこと、何より嬉しいです。ぜひぜひ、パッチワークを楽しんでくださいね〜(^^)