こんにちは。
「幸せを紡ぐバラのキルト」
パッチワーク教室ルトゥールの
本島育子です。
「カットクロス入れ」の後編です。
●ボーダー柄は超便利!使いこなそう!
●余り布もステキなキルトになる!
を、テーマにお伝えしようと思います。
◆1.主役はボーダー柄
↓↓↓
それも余り布。
ナインパッチのタペストリーで
三角形に柄抜きをした布です。
(写真1)
そして、もうひとつ。
三角形に柄抜きをしたのに
使わなかった布です。
(写真2)
このボーダー柄の余り布を
活用したキルトは2つ。
↓↓↓
A:「カットクロス入れ」(写真3)
B:「ミニタペストリー」(写真4)
(制作途中)
さて、2つの作品を見て
「何種類の布を
使っていると思いますか?」
答えは、どちらも3種類です。
もっと多くの布を使っていると
思われた方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
詳しく説明していきますね。
◆2.柄抜き→新たなモチーフが生まれる
(写真1)の布を見ながら
注目したのは
規則正しく同じ柄部分が
残っていること
関連記事は → こちらから
そこで、同じ柄部分をひし形に
抜いていくことにしました。
使うパターンは
「レモンスター」
同じ部分を柄抜きし
8枚縫い合わせれば
新たなモチーフが出来るのは
分かっていました。
そこで、まずは
(写真5)のように柄抜きをします。
↓↓↓
(写真6)同じ布から
2種類のモチーフが出来ました。
↓↓↓
「同じなの?」
「え~⁇表情が違う!」
「どうして???」
と、思われている方も
いらっしょるでしょうか。
答えは
ひし形の上下を逆にしたです。
たったそれだけです。
それだけなのに
表情はこれだけ違います。
私自身、ある程度
縫い合わせた時を想像して
どちらを上にするか
決めたつもりですが
それでも
縫い合わせてみると
想像を超えていました。
想像では、赤の□で囲った方が
良いと思って先に
縫い合わせましたが
上下逆にしたら?
そんな発想から
逆にして縫ってみたら
後から縫ったモノの方が
好きと感じるモノが多かったです。
最終的には
「縫ってみないと分からない」が
実感です。
(写真6)の
2~4枚目に関しては
若干好きの度合いが違うけれど
どちらも使えると判断し
「カットクロス入れ」で使っています。
ただ
(写真6)の1枚目に関しては
当初予定していた赤の□で
囲った方は解き、縫い直し
ミニペストリーで
使っています。
↓↓↓
8枚縫いつないだものを
半分の4枚にしました。
中央の三角4枚は
(写真2)の布を使用。
4枚縫い合わせたことで
ハンカチのような印象に。
こちらも新たなモチーフが生まれました。
これだけで、既にステキです。
繰り返しますが
余り布を活用しています。
◆3.余り布もステキに活用!
最後に
前回のブログにも通じますが
この2つの作品を
つくろうと思ったのは
7/13スタートの
「布好きさんの
センスアップ布合わせ講座」の
サンプル作品をつくるうえで
布合わせの時に出た
「余り布」
ブログを読まれた方の中には
「あの余り布どうするの?」
柄抜きをしたから、余り布がムダになった・・・
布合わせをしたから、布がムダになった・・・
そのモヤモヤが解消されないと
思いきって布合わせが出来ない
と思ったからです。
今回の作品に
全ての余り布を
使った訳ではありません。
ボーダー柄に焦点を
当てています。
その結果、2つのキルトが
新たに出来ました。
↓↓↓
ミニタペストリーは
途中経過です。
でも
お気に入りのキルトになることを
確信しています。
余り布を最後まで使いきる!
使いきりたい!と思うのは
キルタ―の共通の思いだと
思います。
布合わせが
「悩ましい」から「楽しい!!」へ
あなただけの
『わたし色のとっておきのキルト』をつくる
お手伝いが出来たら嬉しいです。
それでは、また。
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