こんにちは。
「幸せを紡ぐバラのキルト」
パッチワーク教室ルトゥールの
本島育子です。
厳しい暑さが続いていますが
夕方6時を過ぎ、外へ出ると
風が心地よいです。
7月中旬。
夏はまだまだ続きますね~
体調に気をつけて
お過ごしください。
さて、今回は
「柄の見方」のついて
3種類の布を例に、3つの項目に分けて
お伝えしています。
【1】布柄はピンポイントで見る
【2】柄抜きは、向きと大きさを意識しましょう!
【3】見落としがちな柄とは?
【1】布柄はピンポイントで見る
Aの布を、見ていきましょう。
Aの布を、六角形でつなぐとします。
↓↓↓
Aの布を全体で見ると
●ピンクの花がリボンで繋がっていて
可愛らしい
●ブルーの小花が可愛らしい
そんな印象かと思います。
「可愛らしい この布を使おう!」と
端からしるし付けをするとは
この可愛らしい柄のどこが
出るか分からない
と言うことです。
もしかしたら
可愛らしいと感じた
濃いピンクの小花が
縫い代で見えなくなることもあります。
「可愛らしいから使おう!」と
思ったのに
出来上がったら
「イメージが違った・・・」と言うのは
布全体の印象で
布を見ているからです。
布柄を見るとは
ピンポイントで柄を見ることです。
↓↓↓
六角形の窓枠を当て見ると
ハッキリと柄のどの部分を
使うのかが分かる
だから、イメージのブレが
少ないのです。
【2】柄抜きは向きと大きさを意識しましょう!
Bの布で、見ていきましょう。
↓↓↓
① 1辺4cmの六角形で柄抜きをする。
&六角形の向きを変える。
↓↓↓
② 1辺5cmの六角形で柄抜きをする。
&六角形の向きを変える。
↓↓↓
写真上5枚を見比べてみると
同じ柄なのに
どこに焦点を当てるかで
柄の見え方が
違うのがお分かりでしょうか?
六角形つなぎの
中央で主役として配置するのか?
脇布として配置するのか? で
柄の取り方も変わってきます。
意識しましょう!
【3】見落としがちな柄とは?
次に、Cの布で見ていきましょう。
↓↓↓
今回は、正方形で柄を見ていきます。
窓枠の大きさは
8・9・10.5cmです。
↓↓↓
写真上も下も、同じ柄です。
●どこを抜くのか
●抜く大きさによって
柄の見え方が少しずつ違うのが
お分かりになると思います。
こちらの布は、更に
こんな抜き方もアリです。
↓↓↓
柄をさらに分解しています。
特に3枚目の写真。
花柄にばかり目が行きがちですが
実は、こんな何でもない格子が
脇布として、大活躍することがあるんです。
新講座の基礎編-2
「柄を見てみよう」
使っていない布「本当に活用できないの?」は
このことを、ご自身の布で
発見していきます。
お手持ちの布で
この布は使えない・・・
そんな風に思っていた布が
実は「布柄の見方」を変えると
使えることもあります。
改めて、ご自身の布を
見直してみてくださいね!
布合わせに
感覚とかセンスは大事ですが
その前に、布合わせにも
ルールがあります。
ルールを知れば
布合わせはずっとラクに
そして楽しくなります。
ルール+ご自身のセンス
=あなたのお気に入りのキルト
が出来るはず!
「キルトジャパン 7月号」から
藤田久美子先生の
小もの作りと配色ノートの
連載が始まりました。
ご自身の好きな先生の
アドバイスは
何よりの強い味方。
今はネットで
知ることも可能です。
ぜひ、お気に入りのキルトづくりの
参考にしてくださいね。
布合わせは
「悩ましい」から「楽しい!!」へ
あなただけの
『わたし色のとっておきのキルト』をつくる
お手伝いが出来たら嬉しいです。
それでは、また。
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